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誰かのために、作ってお茶会

活動の概要


4年生以上で結成した高学年クラブでは「地域の人が喜ぶことって何だろう?」をテーマに意見を出し合い、こどもからお年寄りまで様々な世代が交流できるお茶会を開くことを決めました。

こどもたちでメニューを考えて材料を買い行き、50人前のサンドイッチを作り、たくさんの飲み物を用意してお茶会を始めました。テーブル毎に担当を決めてお茶の注文を聞いたり、楽しいクイズを出題したりと参加者同士が打ち解けられるように工夫しました。「これ、どうやって作ったの?」「美味しいね」とおしゃべりが弾み、こどもたちが思い描いた交流があちらこちらで見られました。

最後にみんなで記念撮影をしてお茶会は無事終了。準備は大変でしたが、参加者からの「楽しかったよ」「またお茶会開いてね」の声に、自分たちで企画して最後までやり遂げた達成感を味わえたと思いました。

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ここがポイント


「こども」「Z世代」「大人」「シニア」と4つの世代ごとに定員を決め、こどもたちが募集チラシを作り、全員が一人20枚チラシを配ることに決めました。

その結果、0歳児から幼児、小学生、大人、シニアと幅広い世代の申込がありました。メニューはこどもたちの要望で6種類のサンドイッチを用意しました。

準備に時間がかかり「もう無理!」と言い出すときもありましたが、参加者から「どれも美味しいね」と喜ばれ、こどもたちの苦労が報われました。

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活動を通して得られた効果・変化など


当初は職員の指示を待つことが多かったこどもたちでした。職員は、こどもたちが最後までお茶会をやり遂げられるようサポートし続けました。

当日は弁当持参で集まり、サンドイッチ作りや飲み物の準備、看板や名札、装飾作りなど手分けして動くなか「準備が間に合わなかったらどうしよう」「どんなことを話せばいいんだろう」と焦りや不安を抱くこどももいましたが、6年生の意見や職員の励ましに徐々に気分が高まり、開始前には「お茶会、成功させるぞ!」という気迫を感じました。

こどもたちは参加者に積極的に声をかけ、自らすすんでお茶の注文を受け、母親にかわって幼児さんを抱っこしてトイレに連れて行くなど、参加者の気持ちに沿った行動が見られました。

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こどもの感想


・すごく疲れたから家に帰ってすぐ寝た。
・お茶会の買い物が楽しかったです。
・自分ですすめていくのが、難しかったけど楽しかったです。
・とても楽しかったのと、自分でなにかを実行する力がつきました。
・来てくれた人たちほとんどの人が「美味しい」と言ってくれたのがうれしかったです。
・高学年クラブの活動の中で、一番心に残ったのは「誰かのために作ってお茶会」です。


職員の気づき


お茶会実施を決めるときは、児童館ガイドラインに沿って「こどもが参加・参画して自由に意見を述べることができるようにすること」を心がけました。

こどもからアンケートを取ったところ「職員は自分の意見に耳を傾けてくれた」「みんなの意見をちょうど良く、平等に取り入れてくれた」「職員はこどもの意見を尊重してくれた」などの他に「一人の話を最後まで聞いて欲しい」という回答がありました。

話しあいや準備のときなど、どこかこどもを急かした言動があったのではないかとふりかえります。お茶会は成功しましたが、職員としてよりこどもの声を聞く姿勢を大切にしたいと思います。


・プログラム名:「誰かのために、作ってお茶会」
・実施施設:桜ケ丘マイスクール児童館 ~宮城県仙台市~

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