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こどものまち

活動の概要


ドイツのミュンヘンで40年以上開催されている『ミニミュンヘン』をモデルにした事業で、働く・作る・消費するという社会のシステムを、遊びを通して楽しく体験する取組を行っています。単なる“おみせやさんごっこ”ではなく、ハローワークで仕事を探し、働いたら銀行でお給料(こどものまち限定通貨)を払い出し、様々な店舗で遊んだり、体験したりします。



当日は児童館館内や駐車場などを活用し、約13店舗程のお店を展開します。こどもボランティアが企画した店舗に約80名の参加児童が働きに来たり、店舗を利用しにきたりします。また、働きに来た児童のアイデアも積極的に取り入れ、まちの変化を楽しむことができるのもこどものまちのおもしろさと言えます。


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ここがポイント


鶴巻児童館では10年近く子どもボランティアにこどものまちの企画・運営を依頼し開催しています。自分たちで考え形にする、企画する楽しさを味わう、こどもの自由な発想を活かす、地域の大人と協力できる関係性を築くことを目的としてこどもボランティアに企画運営を託しています。


開催にあたりおみせ決め、仕事の内容や売るものの決定、商品開発や製造、店のレイアウトの他看板作成等を行い、当日は大人ボランティアへ仕事内容の説明、働きに来た参加児童へ仕事を教えるといった内容をこなします。


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活動を通して得られた効果・変化など


ベテラン子どもボランティア(以下子ボラ)は次々とアイデアが出てイメージを膨らませることができますが、新人子ボラはそうはいかず、仕事内容や商品を考えるのに苦戦している様子がありました。

なるべくこどもたちのやりたい形を崩さないよう様々な角度からアプローチして納得した形で進めて行きました。中学生と小学生のコンビで組んだおみせは、中学生が小学生をうまくサポートし、年下の自己有用感を自然と育み、文句一つ言わずできたことに対してプラスの評価をしている様子が見受けられました。

こどものまち本番を終えたあとはこの経験をしたことで“次回はこうしたい!”というビジョンが生まれ、“またやってみたい!”につながっているように感じています。
自分たちが動かすイベントだという誇りがあり、次回への意欲を持っていることが大変嬉しく感じています。


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こどもの感想


(運営側のこどもボランティア)
・細かいお店の配置やメニュー、そのメニューの作り方や具材の組み合わせなどていねいに決めておくことができたので良かった(としやんくれーぷ)
・準備は大変だったけど本番は大繁盛で楽しかったです(千本くじ)
・最初なかなかお客さんが来なくて「大丈夫かな?」って思ったけど、どんどん来てくれるようになって嬉しかったし、失敗も少しあったけど最終的に楽しくて「かわいい」とかの言葉を言ってくれてよかったと思いました(フォトスポットin韓国)


職員の気づき


準備期間が長いため、途中でモチベーションが下がるこどもボランティアもいますが、こどものまち当日は力を発揮し、私たち職員の想像を超える頑張りを見せる子もいます。その姿を間近で感じられるのも私たちにとって、とてもいい機会になっています。

毎年大切にしていることはどこまでこどもたちの“やってみたい”に応えられるかです。こどもたちの本気に向き合い続けてきて、年々職員もこどもの気持ちに寄り添う環境が整ってきているように感じます。


・プログラム名:「こどものまち」
・実施施設:鶴巻児童館 ~宮城県仙台市~

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