夏休みボクらのやりたい事タイム
活動の概要
一日長い時間を過ごす夏休みに普段はやっていないけどやりたい事は何か?をテーマに「こばトーーク」(こども会議)を開催したところ、「マンカラ大会」・「ウノフリップ大会」・「ヨーヨー練習会」という意見が出たのでこの3つを“ボークらのやりたい事”として意見を出してくれたこども達中心に開催の日程ややり方、周知方法などを職員と一緒に考えました。
工夫した点として、「マンカラ大会」はカードを作って大会までに色々な人と対戦してもらう事にし、優勝者には優勝カップを用意しました。「ウノフリップ大会」は、ゲームの楽しさをみんなに知ってもらうため夏休み期間はセット数を増やして大会参加は予約制とし、賞品も用意しました。「ヨーヨー練習会」は、普段児童館ではできないヨーヨーをワークショップ形式(発案者が教える)で行いました。
ここがポイント
発案は3年生~5年生で3つのやりたい事を実際にどうやるかという事までそれぞれの子ども達が考えて形にしました。
どれも前例はないので細かいルールなども日を追って改良する必要がありましたが、面倒がらずに子ども達が考えて3年生は周知方法にポスターを選んだので時間をかけてポスターを描き上げてくれました。
5年生のヨーヨーは自分たちで危険予知も考えに入れながら未経験の参加者が来ても優しく基礎から教えて自分たちも友達と練習を楽しめていました。
活動を通して得られた効果・変化など
5年生男子は今まではあまり集団活動に積極的ではなく児童館の行事よりも友達と過ごす事を優先させている子達でしたが、この企画を経験してからはその後の児童館のイベント準備にも積極的に関わるようになり「こばトーーク」(こども会議)でも意見を言ったり、実行委員としてハロウインイベントに参加してくれるようになりました。
また、低学年からは「ヨーヨーができるかっこいい5年生」と憧れをもたれるようになり、ヨーヨー自体もやる子が増えその事で低学年の子も自分に自信を持つようになりました。
こどもの感想
・ヨーヨーを児童館でできるようになって嬉しい
・ウノよりウノフリップの方がおもしろい
・ウノフリップ大会で賞品がもらえなくて残念だった
・来年もマンカラ大会をやりたい
職員の気づき
3年生はいつもは静かな子達でしたが、zoomの会議でもしっかりと発言でき自分たちの企画に対しては細かい決め事も面倒がらずに考えて決断し、当日の司会進行の手伝いや話す内容を家で考えて練習してくるなど普段の過ごし方を大きく上回る活躍で、とにかく「やらせてみる」のが本当に大事という事と普段目にしているこどもの姿は一部でしかない事を思い知りました。
5年生は今まで児童館で使用が禁止されている“ヨーヨー”をどうしてもやりたいという事で自分たちで参加者には教えるから!と日程調整し発案者ではない子も低学年に優しく教える姿があり、数年間のその子の児童館での過ごし方を思うと、その成長ぶりに目を見張りました。
発案者は自分が楽しむだけではなく企画・運営側にまわる事で我慢しなければならない場面も経験していましたが、その後も積極的に児童館行事に関わってくれるようになり、高学年ではリーダーの経験が成長のきっかけとなるのを実感しました。
・プログラム名:「夏休みボクらのやりたい事タイム」
・実施施設:こばと児童館 ~埼玉県所沢市~
