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石、枝、葉などの自然のものを使った遊び

外遊びの定番といえば、鬼ごっこ。そこに、自然のアイテム(石、枝、葉など)を取り入れた遊びです。


実際に考えた遊びを実行するなかで、「小さい子が狙われやすく不利になってしまう」という声や、年齢でのちがいや運動神経の良さなどを気にせず「誰でも楽しめる」ということを意識して、ルールの改良を自発的に行っていました。


 


◆プログラム名


・フィールドビンゴ鬼ごっこ



◆プログラムのタイプ


・新しい遊びをつくる



◆対象


・幼児親子、小学生



◆準備


・自然のアイテム(石・枝・葉)を集める。


・紙にビンゴのマス目を書いてビンゴシートをつくる。


・似たような石・枝・葉のセットをつくり、ひとつはビンゴシートにはりつけ、もう片方は相手チームが持つようにする。



◆遊び方


・参加者を2チームに分け、各チームに王様を1人ずつ決める。


・王様以外のメンバーが散らばり、相手チームのメンバーに会ったらジャンケンをする。


・勝った方が、負けた方からアイテムを1つゲット!


・勝った方は、相手チームの王様とジャンケンする。


・王様に勝てば、さきほどゲットしたアイテムを自分チームのビンゴシートに並べられる。


・それを繰り返し、先にビンゴになった方が勝ち。



◆子どもたちの反応


・「ジャンケンというほぼ『運』だけどそれが楽しかった」


・「外が寒かったが、体を動かしているうちに暖かくなった。ただ12月はやはり寒かったです」


・走るのが苦手で鬼ごっこと聞いて乗り気ではなかった子も、ジャンケンでアイテムをどんどんゲットできたため、最終的には「もう一回したい!」と楽しんでいました。


・当初ルールがややこしいとの声があり、説明だけでなく見本を見せることにしました。見本をするにあたって初めて参加する人でもわかりやすい説明を考えながら取り組んでいました。



◆担当職員さんの声


 ・「誰でも楽しめる」ことを意識しました。年齢での違いや運動神経の良さ等を問わない、ジャンケンができれば参加できる、楽しめるあそびになったと感じる。また子どもたちだけでも実施できるように一つの遊びとして今後も展開していきたいです。


 


(実施施設:第1児童センター~大阪府摂津市~)


 


 


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