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野山で遊びをつくろう

◆プログラム名
・「秋の野遊び」(立科の四季とあそぼう)


◆プログラムのタイプ
・場所や物を提供して、自由な発想で遊ぶ


◆対象
・小学生以上


◆用意するもの
<外遊び>
・ソリや虫かご木の実を入れる袋など


<製作>
・花瓶用空き容器
・グルーガン
・ボンドなど


◆遊び方
・クヌギの木の落木、枯れ木、落ち葉を利用して、秘密基地づくり落ち葉滑り。野山で見つけた木の実や草花を使ったドングリで作るオブジェ・フラワーアレンジメント。
・児童館の山に子どもたちを連れ出し、山遊びに親しませ、自由に山の中を散策する中で発見したものを利用しみんなで遊びを工夫した。


◆プロセス
・元気な子どもたちは来館後すぐに外遊びに出かける。しかし、ほとんどが公園の遊具や鬼ごっこをして遊ぶ。そこで、山歩きに連れ出し散策する中で見つけたものを遊びや製作に結び付けることができないか問いかけ、新たな遊びを創造したり制作活動に結び付けたりして楽しく遊ぶことができた。


◆ポイント
・秋の山は遊びのヒントの宝庫である。積もった落ち葉・枯木や倒木・いろいろなキノコ・ドングリや栗の実など、すべてが子どもたちにとっては遊びの対象になる。
・子どもが見つけた秋に小さな助言を与えるだけでさまざまな遊びに発展させる。子どもの小さな発見やつぶやきを大切にして遊びに結び付けることができる。


◆子どもたちの声
・山の中は落ち葉がたくさんあってびっくりした。
・児童館の周りにはたくさんの花があった。きれいにアートができた。


◆担当職員の声
・山には楽しいことがたくさんあるが危険もいっぱい。毒キノコや漆の木,スズメバチの巣など。子どもたちを安全に遊ばせるための事前の踏査や山の知識を職員で共有し共通理解する必要があった。



(実施施設:立科児童館 ~長野県北佐久郡~)


 


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