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春夏秋冬を公園で楽しもう

◆プログラム名
・お外であそぼう!わくわくパーク


◆プログラムのタイプ
・遊びのアイディアを提供し、それをかたちにして遊ぶ


◆対象
・小学生、幼児と保護者、地域ボランティア


◆用意するもの
・泥んこコーナー:昨年作った砂場、スコップ、ままごとセット
・水あそび・水鉄砲あそび:ホースの噴水シャワー、水鉄砲
・段ボールあそび:段ボール、クラフトテープ、段ボールカッター
・タイヤペイント:廃材のタイヤ、ペイントセット
・木の実制作:今回は紙皿、木の実、松ぼっくり大小など
・水辺遊び:魚すくい網、バケツ、コップなど
・長縄あそび:長縄
・しゃぼん玉あそび:大きいしゃぼん玉の道具
・木の実制作:何でもOK、今回は紙皿、木の実、松ぼっくりなど現地にて木の枝、自分で見つけてきたものを使用


◆遊び方
※季節に応じて、公園で自由に楽しむ
・「泥んこコーナー」
砂場でスコップをもって穴を掘っていると自然と周囲に人が集まり、わいわい話したり、トンネルを作ったり。水を流して水路をつくるなど泥んこで遊びます。


・「水あそび・水鉄砲あそび」
ホースで噴水シャワーを作ったり、鉄砲やジョーロやバケツで掛け合います。


・「段ボールあそび」
段ボールをクラフトテープでつないでトンネルを作ったり、中に入ってゴロゴロとまわったり、秘密基地にしたり、自由は発想で遊びます。


・「タイヤペイント」
廃材を使ったタイヤペイント。子どもが塗ると味がでてきます。


・「木の実制作」
材料とサンプルを用意し、子どもの創造力に任せて自由に作品をつくります。


・「しゃぼん玉あそび」
道具によって大きいしゃぼん玉ができます。


・「水辺であそぼう」
魚すくい網とバケツを使っていろいろな生き物をつかまえます。


・「長縄あそび」
最初縄跳びをしていた子どもたちですが、途中からリンボーダンス、いつのまにか電車ごっこに。


・「トレジャーハント(宝さがし)」
子どもの参加率がもっとも高い行事です。1年生から4年生までチーム一丸となって、職員が考えた問題を解いて次のポイントへ向かいます。無事宝をゲットし、大喜び!!



◆プロセス
・『自分の責任で自由に遊ぶ』(※ただし、危険なことはしない)を児童委員さんに大きな不織布に描いてもらい、そのためにどうしたらいいか、子どもたちに話し合ってもらいました。
・「大人はダメ!を言わない。手出し口出しをしない」がルールです。


◆ポイント
・遊びは大人に強要されてするものではなく、込み入った計画を立てたり、細かい規則を作ると子どもが乗ってこなかったりすることもあります。材料や遊びのスペース・場所の提供をしっかり確保するだけでいいようです。後はどう遊ぶか観察します。
・また、時には子どもを認めたり、的確に具体的にほめるとどんどん意欲が湧いてくるようです。子どもが「もっとやりたい」「次はいつ?」と聞いてくれば成功と言っていいかと思います。


◆子どもたちの声
・水辺での生き物探し、制作、シャボン玉が楽しかった。
・魚やカニ、カエル、虫などがたくさんいて楽しかった。
・ウクレレ演奏と歌が良かった。水路の水は足をつけると寒かった。
・松ぼっくりの制作では目玉シールや粘土のデコレーションがおもしろくて、目玉モンスターを作った。
(保護者感想)
・先生たちと児童館以外で遊べたこと、他のお友だちとの関わりが楽しかった。
・縄跳びではみんなで電車ごっこ。裸足で走り回っていた。
・他の児童館を利用されている方とも交流でき、子どもたちの姿に癒された。
・子どもたちののびのびと夢中になって遊んでいる姿は元気をもらえる。


◆担当職員の声
・子どもの遊びが自発的に生まれるように、自然の環境の中で廃材や木の実を準備しました。活動の中ではほとんど指示を出ず、サンプルの提示ぐらいにとどめ、子どもたちが自由な発想で作り遊べるように努めました。外遊びはおひさまの光を浴びて、外の空気を吸うだけでもいいと考えています。



(実施施設:霧島児童館 ~宮崎県宮崎市~)


 


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