自然を体感し、学べるイベントをやってみよう
自然を体験できる機会(ハイキング)や、自然のものをつかってできる遊び(万華鏡作り・マーブリングのうちわ作り)をイベントにしました。
近所の屋外で枝や葉、実などの素材を見つけてくるような材料集めから、組み立てや作業まで、あらかじめつくっていたグループごとに協力して工作をしたり、自然豊かな山へちょっと遠出をしてみたり。
実際に自然の多いところへ行ってみると、そこに来ている他の人たちの自然の楽しみ方を知る機会にもなったようです。
◆プログラム名
・あくら・外あそび隊~自然の中であそぼう!まなぼう!~
◆プログラムのタイプ
・場所や物を提供して、自由な発想で遊ぶ
◆対象
・小学生以上
◆プロセス
・「外あそび隊員」を募集し、児童館近辺の公園で自然さがしや自然のものを使っての工作をしたり、秋には近くのハイキングをして秋探しをする。
◆ヒント
・児童館は、他学校の子どもたちが単発ではなく継続しながら、共に活動できることにより、さまざまな学年がグループになり、協調性・社会性を身近に経験することできる。また、地域児童館という強みをもって、地域を知り、地域で遊ぶという楽しさを伝えることができた。
◆子どもたちの反応
・ハイキングでは、学年の大きい子どもがリーダーとなり、責任をもってグループを引っ張り、盛り上げてくれました。
・「最終日のハイキングでは、野生のコウモリを初めて発見できたのが嬉しかった。」
・歩きながら、葉っぱなど自然のものを使って遊んだり、川でカヤックをしたりしている人や岩登りをしている人を発見したりと、自然と共に遊ぶ楽しさを感じていました。
◆担当職員さんの声
・工作においては学年がバラバラのため、子どもたちにどこから作業をさせるかを考えるのが苦労しました。
・どの活動においてもこちらが主体ではなく、子どもたちの意欲を尊重しながらグループで解決できるように心掛けました。
(実施施設:安倉児童館~兵庫県宝塚市~)
「児童館職員と子どもたちでつくった、外でできる遊びのアイディア」に戻る