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ルールを変えた外遊び

現代の大人も子どもの頃によく遊んでいた「鬼ごっこ」のような定番の遊びは、今でも幼児や小学生に人気です。そんな慣れ親しんだ遊びで楽しむのもよいですが、少しルールを変えたり、道具を付け加えたりして変化を加えるのはいかがでしょうか。


児童館には、赤ちゃんから高校生まで、幅広い年代の子どもたちが遊びに来ます。普段は一緒に遊ぶことはなくても、今回のプログラムでは学年を超えて子どもたちが一緒に遊ぶため、「誰でも楽しめる遊び」にするためのルールとなっています。




◆プログラム名


・「誰でも楽しめる遊び」


◆プログラムのタイプ


・新しい遊びをつくる


◆対象


・どなたでも


 


<つくった遊び①:ボールを使った”こおり鬼“>


◆遊び方


・鬼以外はボールをもって逃げ回る。


・鬼にタッチされたら、ボールを頭の上にあげて仁王立ちになり動けなくなる。


・凍った状態を解くには、他の動いている子が持っているボールを、仁王立ちの子の股の間を通すと、また動けるようになる。


・全員がボールをもって仁王立ちになったら終了。


 


<つくった遊び②:ボールを使った“だるまさんがころんだ”>


◆遊び方


・鬼がボールをもって上に投げる。


・ボールが離れているときだけ動くことができる。


・離れていない時に動いたら全員が元に戻る。


・どんどん進んで、鬼を超えたらゴール。



◆子どもたちの反応


・「ルールをちょっと変えてみよう」に最初は戸惑っていた子どもたちも要領がわかってくると積極的に意見を出し、新しいルールで「やりたい、やりたい」と意欲を見せていました。


 


◆担当職員さんの声


・次々と遊びのルールを変えて遊ぶのは楽しそうでした。


・「楽しく」「チャレンジ」「みんなで決める」このことを始めに伝えておくことで、いろいろな意見が出てきたり、子どもたちが主体的にのびのび動くようになりました。



(実施施設:臼井老幼の館~千葉県佐倉市~)


 


 


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