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全国の子どもの声を届ける!こどもまんなか社会の実現へ

2023年4月、「こどもまんなか社会」の実現を掲げたこども家庭庁が発足し、子ども・若者に意見を聞きながら、子どもたちにとって一番良い選択をすることが重要視されています。


こども家庭庁は、子どもや子育て中の方々が気兼ねなく様々な制度やサービスを利用できるよう、社会全体の意識改革を後押しする取組である「こどもまんなかアクション」を提唱しています。これに連動して、全国に約 4,350 か所ある児童館とともに、児童館を利用する子どもたちの「おもい」や「ねがい」、「つぶやき」の声を発信する「じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーン」を2023年7月25日より実施しています。


現時点で、1,100件以上の子どもの声が集まっています。今回は、集まった子どもたちの「おもい」や「ねがい」、「つぶやき」の一部をご紹介いたします。



「じどうかん発!こどもの声」キャンペーンで集まったリアルな声


じどうかん こどもDo(ど)まんなか キャンペーンの一部として、児童館に集まる子どもの声を集めて発信する「じどうかん発!こどもの声」キャンペーンを実施しています。子どもたちの夏休みが始まる7月下旬より開始し、子どもたちが日々感じている「おもい」「ねがい」「つぶやき」等の子どもの声を大募集。児童館にて、紙に書いてお顔と一緒に意見を届けたり、動画の中で日々のリアルな声を発信したり、等身大な声がたくさん集まりました。


<将来に向けた明るいねがい>


今回集まった声の中では、将来の夢や今後挑戦してみたいこと、体験してみたいことなど“将来に向けた明るいねがい”が多くみられました。



「ともだちたくさんできたらいいな」「ともだちとたくさんあそびたい!」など、学校や児童館で交流するお友だちに関する“ねがい”や、「えがじょうずになりたい!」「けんだまが上手になりたい!」「プールでおよげるようになりたい」など、今自分たちが熱中していることに対する前向きな“おもい”、「東京にいきたい」、「せかいりょこうにいきたい」、「かぞくとおとまりがしたい」など、好奇心がいっぱいな子どもたちの“ねがい”をはじめ、さまざまな声が届いています。


また、「いしゃになりたい」、「サッカーせんしゅになりたい」など、将来の夢について語ってくれた子どもたちも多くいます。


<学校や児童館で、もっと楽しく過ごすためのねがい>


子どもたちの居場所となっている学校や児童館を、より楽しくするためのリクエストも多くみられました。



「しゅくだいをなくしてほしい」「秋休みがほしい」「夏休みをへらして、冬休みをながくしてほしい」など、子どもたちの学校に対する要望は、とても正直な声です。また「ゲームがほしい」、「体育館を大きくしてほしい」、「じどうはんばいきふっかつしてよ~」など、設備に対する意見はもちろん、「海外の人とルービックキューブをどちらが早くそろえられるかきょうそうしたい」、「みんなでスイカわりしたい」、「ぬりえをもっていきたい」など、児童館内での過ごし方への提案や、開催してほしいイベントのリクエストもあります。


さらに、「知らない子と仲良くなれるから楽しい」、「職員さんと話すのが楽しい」など、児童館が子どもたちの居場所となっていることがわかる声もありました。


<社会に対しての子どものまっすぐなおもい>


子どもたちが、社会に対して感じている“おもい”も届いています。


 


「いろんな人がしねとかいわないでくらせればいいな~」、「もののねだんがさがってほしい」、「せんそうやめて!」、「ジェンダーレスな世界へ」など、とてもまっすぐで力強い声です。


児童館はこれまでも、これからも、ずっと“こどもどまんなか”


児童館は児童の権利に関する条約及び児童福祉法の理念に基づき、これまでも”子ども主体の居場所”として活動を展開しています。本キャンペーンを契機に、地域の子どもの居場所となっている全国の児童館において、子どもの声の聴き、その意見を児童館や地域の活動に反映する取組が広がっています。


今回のキャンペーンで集まった声は、児童館や地域の活動に反映するのはもちろん、11月25日(土)開催される第18回全国児童館・児童クラブ大会で活用予定です。「今までもこれからもこどもDoまんなか」をテーマに開催される本大会の広報やSNS発信、当日のプログラム内の分科会で活用される予定です。


児童館は、これまでも、これからも、ずっと“こどもまんなか”に活動を続けています。全国の児童館が幅広い年齢層の子どもとともに「行動(Do)」し、子どもを「ど(Do)」まんなかにした実践をより進めようとする思いを図案化したシンボルマークも活用し、児童館の社会認知拡大を目指します。





キャンペーンについての詳細はこちらをご覧ください。


ぜひお近くの児童館に足を運んでみてください。児童館の場所は、「児童館を探す」から検索いただけます。


 

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