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Rally Program & East End House(ハーバード大学で研究されている放課後プログラム ) -アメリカ-

 Rally Programは、ハーバード大学で研究されている放課後プログラムです。 このプログラムを提唱した教授とお会いすることができました。放課後活動が、この有名な大学で研究されていることにまず驚きました。 このプログラムでは、良い放課後活動には「1)楽しんで、2)何かを学び、3)周りの大人や社会に良い影響を与えられるもの」という3つの要素があると述べられています。 学校から疲れて帰って来た子どもたちが取り組むものである以上楽しく、そして何かを得るものであることは欠かせません。


 さらに、自分たちの活動が周りを動かしたという実感は、子どもたちにとって大きな自信になるだろうと思います。この要素は、私たちも行事や日々の指導を評価する際に利用できる視点だと思いました。


 紹介された社会福祉事業センターでは家族支援事業の一部として提供される放課後活動を見学しました。 サッカーのプログラムでは、力量が同じになる様に相談してチームを作る場面を見ることができました。他にも演劇を練習する子どもたちもいました。 さらに休暇中には、子どもたちと家族が参加する旅行やキャンプが企画されています。


 また、アメリカでは放課後活動を行う団体が同盟を作り、研修や活動の充実を求めるイベント等を共催しているそうです。


レポート:公益財団法人 さっぽろ青少年女性活動協会
東白石児童会館 太田 舞子

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