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SPIELSTADT MAULWURFSHAUSEN(冒険遊び場) -ドイツ・ミュンヘン-

ゴミ拾いや道具の整理等の園内の仕事を行うことで得られる園内通貨を使って遊ぶことができる「遊びの街」です。
通貨を使って木材を買い、家を建てたり、お菓子を買ったりもできます。
また、通貨を使わずにプレイハウス内で遊ぶこともできます。売店や見回りの仕事は、高学年でさらに研修を受けた子どもたちが行います。

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遊びの街は塔を中心に、いろいろな建物が橋やトンネルで繋がっています。子どもたちの発想で、ジュースバーや老人ホーム(!)が開店されることもあります。この街の中でケガをしたリスを拾った際は、動物園や獣医さんにアドバイスをもらいながら世話をしたそうです。

建物はそれぞれ橋で繋がっていますが、手すりの無い部分も多く、日本人の私にとっては、ケガや保護者の反応が気になるものでした。
しかし、子どもたち自身が遊びながら危ない場所を理解していることと、保護者も同じような遊びをして育ったのでこの遊び場の目的を理解していることから、大きなケガやクレームは無いそうです。

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ウォータースライダーの加熱装置は、子どもたちが実験して開発しました。黒く塗ったホースを巻いて太陽光を集めるパネルの中に通して水を温めます

日本でも「ミニ○○」等、ミュンヘンの活動を元にした「遊びの街」が多数企画されていますが、ミュンヘンのスタッフは、それらが単なる職業体験とされがちなことに戸惑っているそうです。
ミュンヘンの遊びの街が大事にしているのは、子どもたちが自身の考えで企画し、より良いものを目指して試行錯誤しながら遊びの街を作ることです。
この遊び場では、古くなった家を壊す際にどの団体に手伝いをお願いするか、園内の仕事と給料が適正か等、多くのことを子どもたちの「市議会」が吟味しています。

レポート:公益財団法人 さっぽろ青少年女性活動協会
東白石児童会館 太田 舞子

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